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売って請求し回収する (見積から入金まで)

作成日: 更新日: 所要時間の目安: 20 分

販売は、販売見積 → 販売契約 → 受領発注書 → 納品書 → 販売請求書 → 債権管理の順に、上流の番号を引き継いで進めます。販売契約は承認が済むと受領発注書が自動ででき、承認の無い書類は「次の書類を作る」でその場でできます。件名・顧客・明細が写り、金額は計算されます。人がするのは、見積の内容、契約の承認、お客様の書類の添付、入金の記録です。

手順

画面は実際の PRING プラグイン (v6) を動かして撮ったものです (データは架空、周りの kintone 画面は簡略化しています)。表示はお使いの kintone とプラグインのバージョンによって一部異なります。

  1. 1. 販売見積を作る (営業)

    アプリは「販売見積」。見積番号・顧客名・件名と明細 (数量・単価) を入れて保存します。担当者は最初から入り、金額・小計・消費税・合計は計算されます。契約書を作る取引は「契約 (なしなら受注へ)」を「あり」にし、「次の書類を作る: 販売契約」を押すと、その場で販売契約ができます。「なし」(初期値) なら、次の書類は受領発注書です。

    販売見積 DEMO-QT-01 の詳細画面。上に書類の流れ (販売見積から債権管理まで) と「販売契約を開く」のボタン、下に見積番号・見積日・担当者・顧客名・件名
    販売見積。次の書類ができると、ボタンが「販売契約を開く」に変わります
  2. 2. 販売契約を承認する (営業・承認者・決裁者)

    アプリは「販売契約」。見積番号・件名・顧客が写り、番号は「上流の番号-略号」で入るので、会社の付け方に合わせて直します。営業は締結した契約書を「契約書の原本 (締結済み)」に添付し、承認者と決裁者を選んで「申請」を押します。承認者が「承認」、決裁者が「決裁」を押して承認済になり、詳細画面を開くと受領発注書が自動でできます。

    承認済の販売契約 DEMO-SC-01 の詳細画面。承認の流れの帯が「承認済」で、「承認済みです。次の書類に進めます」の一言と「受領発注書を開く」のボタン、元になる見積番号 DEMO-QT-01
    承認済の販売契約。承認の流れの帯で、どこまで済んだかが分かります
  3. 3. 受領発注書で受注を登録する (営業事務)

    アプリは「受領発注書」。契約番号・件名・顧客が写ります。営業事務はお客様の発注書を「お客様の発注書 (原本)」に添付し、お客様の発注番号・受領日・希望納期・明細・合計金額を、お客様の書類のとおりに入れます。明細の合計と合計の欄が違うと注意が出ます。「次の書類を作る: 納品書」を押すと、納品書ができます。

    受領発注書 DEMO-SO-01 の詳細画面。「明細の合計 1200000 と 合計欄 1320000 が違います」の注意、「納品書を開く」のボタン、「お客様の発注書 (原本)」の欄、元になる契約番号 DEMO-SC-01
    受領発注書。明細の合計と合計の欄が違うと、画面の上に注意が出ます
  4. 4. 納品書を出して受領を記録する (納品担当)

    アプリは「納品書」。受注番号・件名・顧客・明細が写り、納品担当は最初から入ります。帳票の「納品書」ボタンで PDF を出してお客様に渡します。お客様が受け取ったら、「受領の状況」「受領日」「受領者」を入れます。「次の書類を作る: 販売請求書」を押すと、請求書ができます。

    納品書 DEMO-DN-01 の詳細画面。帳票の「納品書」ボタン、「販売請求書を開く」のボタン、元になる受注番号 DEMO-SO-01、納品書番号・納品日・納品担当
    納品書。受注番号・件名・顧客は、受領発注書から写っています
  5. 5. 販売請求書を出す (経理)

    アプリは「販売請求書」。納品書番号・件名・顧客・明細が写り、請求担当は最初から入ります。経理は請求日と支払期限 (必須) を入れて保存し、帳票の「請求書」ボタンで PDF を出します。小計・消費税・合計は計算されます。「次の書類を作る: 債権管理」を押すと、債権管理ができます。

    販売請求書 DEMO-SI-03 の詳細画面。「債権管理を開く」のボタン、元になる納品書番号 DEMO-DN-01、請求書番号・請求日・支払期限・請求担当、明細の表
    販売請求書。出した PDF は「出力した書類」の欄に保存されます
  6. 6. 入金を記録する (経理)

    アプリは「債権管理」。請求書番号・件名・顧客が写ります。経理は入金期日を入れ、入金があったら入金日・入金額を入れて「入金の状況」を変えます。案件ごとの請求と入金の合計は、販売管理 (案件まとめ) と、詳細画面の「書類のつながり」で見られます。

    債権管理 DEMO-AR-03 の詳細画面。元になる請求書番号 DEMO-SI-03、管理番号、入金期日 2026-10-31、入金日と入金額は空、入金はまだ済んでいない状態
    債権管理。入金の状況で、回収まで見届けます

人がすることと、自動で入ること

販売の 1 案件 (見積から債権管理まで) で、利用者が値を決める回数は、kintone 標準で同じアプリを手で運用する場合の 68 回から 49 回になります (初期値は標準でも入るとして数えた控えめな比較)。

ステップ 使うアプリ 人がすること 自動で入ること AI に任せるなら
1 販売見積 顧客名・件名・明細を入れる 担当者、金額・小計・消費税・合計 なし
2 販売契約 原本の添付、申請・承認・決裁 見積番号・件名・顧客、承認後の受領発注書の作成 なし
3 受領発注書 お客様の発注書の添付と数字の入力 契約番号・件名・顧客 なし
4 納品書 納品書の出力、受領の記録 受注番号・件名・顧客・明細、納品担当 なし
5 販売請求書 請求日・支払期限、請求書の出力 納品書番号・件名・顧客・明細、請求担当、小計・消費税・合計 なし
6 債権管理 入金期日・入金の記録 請求書番号・件名・顧客 なし
  • 次の書類ができるのは承認や「次の書類を作る」による自動の動きで、AI ではないので、Gemini のキーは要りません。日付・担当者・添付ファイルは引き継がず、次の書類の初期値になります。
  • 書類と記録は、お客様の kintone アプリに保存されます。

各アプリのくわしい説明

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よくある質問

契約書を作らない取引は、どう進めますか?

販売見積の「契約 (なしなら受注へ)」を「なし」(初期値) のままにします。販売契約を飛ばして、次の書類は受領発注書になります。書類のつながりでは「販売契約なし (販売見積で「なし」を選択)」と出て、欠けにはなりません。

1 つの受注を分けて納品します。

2 件目は、納品書のアプリを直接開いて新しいレコードを作り、「受注番号」の欄に受注の番号を入れて「取得」を押します。書類のつながりでは、同じ受注につく納品書がすべて並びます。

自動で次の書類ができませんでした。

「自動で作れませんでした。作成画面を開きます」と出たときは、「次の書類を作る: ○○」を押すと作成画面が開き、上流の番号が入ります。その書類の番号と残りの必須の項目を入れて保存します。

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