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経費申請で勘定科目を決める

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経費申請の画面の上の「勘定科目を判定」を押すと、明細の行ごとに、質問に答えて「ルールで判定」か「AI に聞く」で勘定科目の提案を受け取れます。AI は提案するだけで、確定するのは人 (承認者) です。AI の提案は税務のアドバイスではありません。「提案どおりにする」を押すか科目を選んで、確定科目を入れます。ふつうの申請は確定科目が空でもできますが、確定科目が空の行があると、承認のアクション (承認が済んだ状態に進める動きを含む) が止まります。承認が済むと、確定した科目が履歴に残り、仕訳ができて、CSV で書き出せます。

手順

AI は勘定科目を提案するだけです。決めるのは人 (承認者) です。画面にも「AI の提案は税務のアドバイスではありません。確定は承認者の責任です」と出ます。提案をそのまま使う前に、内容を確かめてください。

  1. 1. 明細を入力して「勘定科目を判定」を押す

    経費申請の作成画面か編集画面で、明細に費目・利用日・内容や取引先・金額を入れます。画面の上の「勘定科目を判定」を押すと、「勘定科目の判定」のダイアログが開き、明細の行が 1 行ずつ並びます。行の見出しは「1 行目 会議費 18400 円」のように出ます。ボタンが出ないときは、管理者に設定を確かめてもらいます。

  2. 2. 質問に答える

    行ごとに、その費目の質問が出ます。たとえば会議費と交際費には、「社外の方は同席しましたか」と「全体の人数 (自分を含む)」が出ます。「必須」の印がある質問には、必ず答えます。質問がない費目には「この費目の質問はありません」と出ます。答えは、明細の「質問への答え」の項目に自動で書かれます。

  3. 3. 「ルールで判定」を押す

    管理者が決めたルールを上から調べ、最初に当てはまったものを提案します。当てはまると「提案 接待交際費 (6260) 100%」のように出て、理由に「ルール「○○」に当てはまりました」と出ます。当てはまるルールがないときは「当てはまるルールがありません。「AI に聞く」で提案できます」と出ます。必須の質問に答えていないときは「質問「○○」に答えてください」と出て、判定は始まりません。

  4. 4. ルールで決まらないときは「AI に聞く」を押す

    「AI に聞く」は、管理者が AI を使う設定にしているときだけ出ます。押すと「考えています…」と出て、提案が入ります。AI は、その行の内容、質問の答え、勘定科目の一覧、会社が過去に確定した例を見て、科目・税区分・確からしさ・理由を返します。次点の候補があれば「次点: …」と出ます。キーが登録されていないときは「AI のキーが未登録です…」、取得できなかったときは「AI から提案を取得できませんでした。しばらくしてからもう一度お試しください」と出ます。AI は提案するだけです。AI の提案は税務のアドバイスではありません。

  5. 5. 提案を確かめて、確定科目を入れる

    提案の横に確からしさが % で出ます。60% 未満のときは色がオレンジになり、「確からしさが低い提案です。内容を確かめてください」と出ます。提案を採るときは「提案どおりにする」を押します。確定科目と確定税区分に入り、「確定済み」と出ます。違う科目にするときは、「確定科目」のプルダウンから選びます。税区分は、選んだ科目の既定になります。提案は「(提案)」の項目に入るだけで、確定科目は自分で入れるまで空のままです。

  6. 6. 保存して申請する

    「閉じる」を押すと、入れた内容は画面のフォームに入っています。kintone の「保存」を押して、レコードに保存します。申請は、確定科目が空のままでも進められます。提案どおりでよければ、「提案どおりにする」で先に入れておいてもかまいません。確定するのは承認者です。申請と差し戻しは、確定科目が空でも止まりません (申請がそのまま承認済になる流れを除く)。

  7. 7. 承認者が確定して承認する

    承認者は、詳細画面で「勘定科目を判定」を押して、各行の提案と確定科目を確かめます。詳細画面では見るだけで、質問も確定科目も変えられません。確定科目が空の行や、直したい行は、レコードの編集画面を開いて、同じボタンから確定科目を入れて保存します (編集の権限が要ります)。確定の責任は承認者にあります。すべての行に確定科目が入ったら、承認のアクションを押します。空の行があると、「確定科目が空の明細が 1 行あります。承認する前に、提案を確認して確定科目を入れてください。」と出て、承認が止まります。差し戻しと却下は、止まりません。

  8. 8. 承認のあとに仕訳を書き出す

    経費申請が承認済になると、確定した科目が履歴に残り、仕訳ができます。一覧画面の上の「仕訳を書き出す」で期間を選んで「書き出す」を押すと、その期間の仕訳が CSV で保存されます。1 件の申請だけなら、詳細画面の上の「仕訳を書き出す (CSV)」を押します。

決め方は 3 段です

  1. ルール: 会社が決めた質問と条件で、決まるものは決めます。
  2. AI の提案: ルールで決まらない行は、AI に聞けます。AI は提案するだけです。
  3. 人が確定: 提案を見て、確定科目を入れます。確定するのは承認者で、責任も承認者にあります。申請する人が、提案どおりに先に入れておくこともできます。

AI の提案は税務のアドバイスではありません。

「勘定科目の判定」ダイアログの見方

場所 内容
上の注意 「AI の提案は税務のアドバイスではありません。確定は承認者の責任です」
行の見出し 「1 行目 会議費 18400 円」のように、行の番号・費目・金額。取引先が入っていれば続けて出ます
質問 費目ごとの質問。「必須」の印は、答えないと判定が始まりません
「ルールで判定」「AI に聞く」 提案をもらうボタン。「AI に聞く」は、AI を使う設定のときだけ出ます。詳細画面では、どちらも出ません
提案 科目の名前とコード、確からしさ (%)、理由、次点の候補
確定科目 科目を選ぶプルダウン、「提案どおりにする」、「確定済み」または「未確定」

明細の表の「勘定科目 (提案)」と「確定科目」には、科目の名前ではなくコード (例: 6260) が入ります。前に判定した提案は、レコードに残るので、ダイアログを開き直しても見えます。

確からしさの色

確からしさ 色 表示
85% 以上 緑
60% 以上 85% 未満 青
60% 未満 オレンジ 「確からしさが低い提案です。内容を確かめてください」

ルールで決まった提案は 100% です。AI の確からしさは、AI が自分で付けた数字を、ルールの答えとの違いなどで補正した目安です。高くても、正しいことを保証するものではありません。ルールで決まった行に「AI に聞く」を押して、AI がルールと違う科目を選ぶと、確からしさは下がります。

止まるとき・メッセージ

出る文 意味と対処
確定科目が空の明細が N 行あります。承認する前に、提案を確認して確定科目を入れてください。 確定科目が空の行があり、承認のアクションが止まっています。申請・差し戻し・却下・取り下げは止まりません (申請がそのまま承認済になる流れを除く)。編集画面で、空の行に確定科目を入れます。止まるアクションの名前は、管理者が決められます
質問「○○」に答えてください 必須の質問に答えていません。答えてから、もう一度押します
当てはまるルールがありません。「AI に聞く」で提案できます ルールでは決まりません。「AI に聞く」を押すか、確定科目を自分で選びます
AI のキーが未登録です。設定の「AI 設定」に Gemini のキーを登録すると、ルールで決まらない明細に科目を提案できます 管理者に、Gemini のキーの登録を頼みます
AI から提案を取得できませんでした。しばらくしてからもう一度お試しください 少し待って、もう一度押します
勘定科目の情報を読み込めませんでした。財務セットのアプリを見る権限があるか確認してください 管理者に、財務セットのアプリを見る権限を頼みます

承認が済んだあと

経費申請が、管理者が決めた「承認が済んだ状態」(初期値は「承認済」) に進むと、PRING が 2 つを書きます。

  1. 科目判定の履歴: 確定した明細 1 行ごとに 1 件。確定した日・費目・取引先・摘要・金額・質問への答え・AI の提案・確定した科目・提案と違ったか・申請番号が入ります。次の提案の「例」になります。
  2. 仕訳: 明細 1 行ごとに 1 件 (税を 2 行にする設定では、税額がある明細は 2 件)。借方は確定科目、貸方は支払方法で決まります。

同じ申請番号の履歴と仕訳は、承認のたびに置き換わります。差し戻して承認し直しても、重ねては増えません。履歴と仕訳が書けなくても、承認は止まりません。

貸方は、管理者が「支払方法の欄」に選んだ項目の値で決まります。科目の名前は、管理者の設定のとおりです (初期値の名前で示します)。

支払方法の欄の値 貸方 (初期値)
「仮払」を含む値、または「あり」 仮払金
「現金」か「会社」を含む値 現金
それ以外 (「なし」や空) 未払金 (立替)

たとえば、24,000 円の接待交際費 (税区分: 課税仕入 10%、端数: 切り捨て、立替) は、次の仕訳になります。税額は 24,000 × 10 ÷ 110 = 2,181 円 (切り捨て) です。

税の入れ方 借方 貸方
税込で 1 行 接待交際費 24,000 円 (税額 2,181 円) 未払金 24,000 円
本体と消費税の 2 行 接待交際費 21,819 円 未払金 21,819 円
仮払消費税 2,181 円 未払金 2,181 円

仕訳を書き出す (CSV)

画面 ボタン 書き出されるもの
一覧 上の「仕訳を書き出す」 ダイアログで「から」「まで」の日付を選んで「書き出す」。その期間の仕訳です。初期値は、今月 1 日から今日です。ファイル名は shiwake-2026-10-01_2026-10-31.csv のようになります
詳細 上の「仕訳を書き出す (CSV)」 その申請の仕訳だけ。ファイル名は shiwake-申請番号.csv です。承認の前は仕訳がないので、見出しの行だけのファイルになります

期間は、仕訳の日付 (明細の利用日。利用日が空のときは承認した日) で選びます。書き出すには、仕訳アプリを見る権限が要ります。

CSV は、UTF-8 (BOM 付き) で、1 行目が見出しです。見出しは、画面の言語にかかわらず日本語です。値の先頭が = + - @ のときは、表計算ソフトが式として実行しないように、先頭に ' が付きます。列は次の 9 つです。

列 内容
日付 仕訳の日付
借方科目 確定科目の名前 (例: 接待交際費)。税を 2 行にする設定の税の行は「仮払消費税」
借方税区分 確定税区分 (空なら科目の既定)
借方金額 借方の金額
貸方科目 支払方法で決まる科目の名前 (例: 未払金)
貸方税区分 空
貸方金額 貸方の金額
摘要 明細の摘要 (空なら取引先・内容)
申請番号 経費申請の申請番号

関連ページ

よくある質問

申請するとき、確定科目は入れておく必要がありますか?

いいえ。申請と差し戻しは、確定科目が空でも止まりません。止まるのは、承認のアクション (記録を承認済に進めるアクションを含む) です。条件による分岐で、申請がそのまま承認済になる流れでは、その申請は承認が済む動きなので、確定科目が空だと止まります。承認者が、編集画面で確定科目を入れてから承認します。提案どおりでよければ、申請する人が「提案どおりにする」で先に入れておいてもかまいません。

AI の提案は、そのまま使ってよいですか? 税務のアドバイスですか?

AI は提案するだけで、決めるのは人 (承認者) です。AI の提案は税務のアドバイスではなく、会計の判断を代わりにするものでもありません。提案が正しいことは保証されません。画面にも「AI の提案は税務のアドバイスではありません。確定は承認者の責任です」と出ます。確からしさが低い提案は色で知らせますが、確からしさが高くても、内容は確かめてください。

「AI のキーが未登録です」と出ます。

会社の Gemini のキーが、まだ登録されていません。キーは、管理者が設定画面の「AI 設定」タブで登録します。登録するまでは、「ルールで判定」で決まるものだけが提案になります。ルールで決まらない行は、確定科目を自分で選んで進められます。

行によって、提案が出ません。

次のどれかです。必須の質問に答えていない (「質問「○○」に答えてください」と出ます)。当てはまるルールがなく、AI も使っていない (「当てはまるルールがありません」と出ます)。費目が空か、管理者の質問・ルールの費目と違う文字になっている。AI が提案を返さなかった (「AI から提案を取得できませんでした」と出ます)。どの場合も、確定科目を自分で選べば進められます。

確定科目を、あとから変えられますか?

承認が済む前なら、編集画面の「勘定科目を判定」で、何度でも選び直せます。詳細画面は見るだけです。承認が済んだあとに確定科目を変えても、履歴と仕訳は自動では変わりません。仕訳を直すときは、仕訳アプリのレコードを直します (権限が要ります)。同じ申請で承認をやり直したときは、その申請の履歴と仕訳が置き換わります。

履歴は、どこで見られますか?

「科目判定の履歴」アプリです。経費申請が承認済になるたびに、確定した明細 1 行が 1 件のレコードになります。提案の科目と違う科目に確定した行は、「提案と違った」が「はい」になります。次に「AI に聞く」を押すと、同じ取引先や同じ費目の最近の確定が、AI に渡す例 (最大 20 件) になります。

領収書を添付すると、金額や取引先が自動で入りますか?

勘定科目の判定に使うのは、明細に入力した内容です (費目・利用日・金額・消費税・取引先・登録番号・摘要・理由と、質問への答え)。領収書の画像そのものは使いません。

入力した内容は、PRING のサーバーに送られますか?

「ルールで判定」は、kintone の画面の中で行い、PRING には送りません。「AI に聞く」を押したときだけ、その 1 行の内容と、勘定科目の一覧、過去の確定の例が、PRING のサーバーを通って、会社の Gemini のキーで AI に送られます。サーバーは保存しません。勘定科目・質問・ルール・履歴・仕訳は、すべて会社の kintone のアプリにあります。

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