案件のつながりと証憑一式
各段のアプリに「上流の番号」を参照する LOOKUP フィールドを置き、設定画面の「書類のつながり」タブで案件まとめアプリを作り、段の表 (既定 8 段) にアプリ・番号・書類・日付・金額・取引先・状態・承認者・上流を選んで保存します。段に含まれる各アプリで「この案件に参加する」を押すと、レコード詳細画面に「書類のつながり」ボタンが出て、上流と下流の書類、欠け、添付ファイルの SHA-256 の照合結果が 1 画面に並びます。「証憑一式 PDF」で表紙付きの 1 つの PDF にし、「案件まとめに保存」で案件番号・件名・合計を案件まとめアプリへ書きます。
手順
1. 各段のアプリを LOOKUP でつなぐ
見積なら企画の番号、発注なら稟議や契約の番号というように、下流のアプリに上流の番号を参照する LOOKUP フィールドを置きます (既にそう作ってあればそのままで構いません)。PRING はこの LOOKUP の値で上流のレコードを探します。各段には書類の添付欄・日付・金額・取引先・状態・承認者のフィールドがあると、つながりの画面と証憑一式にそれぞれが載ります。
2. 「書類のつながり」タブで案件まとめアプリを作る
設定画面の「書類のつながり」タブを開き、「案件まとめアプリを作る」で名前を入れて作成します。既にあるなら「別の案件まとめアプリを使う」でアプリ ID を入れます。案件まとめアプリには案件番号・件名・請求の合計・支払済・未払い・欠けなどが保存されます。
3. 段の表を埋める
既定の 8 段 (企画・見積・稟議・契約・発注・納品・請求・支払) ごとに、アプリを選び、番号・書類 (添付欄)・日付・金額・取引先・状態・承認者のフィールドと、上流 (どのフィールドで上の段につながるか) を選びます。アプリを選ぶと候補が自動で入ります (手で選んだ値は上書きされません)。段は追加・削除・並べ替えができます。承認者には「承認の記録」で使っている承認者の欄を選べ、段ごとの承認者が証憑一式に載ります。
4. ファイルログアプリを確かめる
「ファイルログアプリ」に、監査ログのファイルログアプリの ID が入っていることを確かめます (このアプリに監査ログの設定があれば初期値で入ります)。つながりの画面で添付ファイルの SHA-256 をこのアプリの記録と照合します。
5. 「この案件に参加する」を押して保存する
今のアプリが段に含まれていれば「この案件に参加する」が押せます。「保存」で定義が検査され、案件まとめアプリのフォームに反映されます。段に含まれる他のアプリでも同じタブを開いて「この案件に参加する」を押すと、そのアプリの詳細画面にもボタンが出ます。
6. 詳細画面で「書類のつながり」を開いて確かめる
段のアプリのレコード詳細画面に「書類のつながり」ボタンが出ます。押すと、段の順に書類が並び (番号・ファイル名・版・承認者・日付・状態・金額・照合結果)、上部に案件番号・件名・請求の合計・支払済・未払いが出ます。「証憑一式 PDF」で表紙付きの PDF をダウンロード、「案件まとめに保存」で案件まとめアプリに書きます。
よくある質問
「上流の番号が空です」「上流に番号 R-12 がありません」と出ます
つなぎの LOOKUP が空か、その値に一致する上流のレコードが無い状態 (欠け) です。上流のレコードの番号を確かめ、LOOKUP で取得し直してください。欠けは案件まとめと証憑一式の表紙にも書かれます。
照合結果が「不一致」「未記録」「照合できない」になります
不一致は、同じファイル名の記録はあるが SHA-256 がどれとも違う (監査ログを通らずに差し替えられた・壊れた) 状態です。未記録は PRING を通さずに添付されたファイル、照合できないはファイルを取得できない (権限・削除) かファイルログアプリが未設定の状態です。ファイルは 1 案件で合計 200 MB まで照合します。
「書類が多すぎます」と出ます
1 案件でたどるレコードは 500 件までです。相見積もりなどで下流が多い場合は、段の定義を見直すか、案件を分けてください。
証憑一式の PDF はどこに保存されますか?
PRING のサーバーには保存しません。ダウンロードしたファイルをお客様側で保管してください。作成は監査ログ (操作「証憑一式出力」) に記録されます。xlsx など PDF 以外の書類は同梱せず、表紙の一覧にファイル名と SHA-256 だけを載せます。
ボタンが突然出なくなりました
段の定義は案件まとめアプリのフォームの初期値に保存しています。案件まとめアプリのフォームから定義のフィールドを消すと全段のボタンが出なくなるので、「書類のつながり」タブでもう一度保存してください。