設定する

税率を国に合わせて設定する

作成日: 更新日: 所要時間の目安: 5 分

設定画面の「税率」タブで、税の国・税率・端数の処理を決めます。国は 8 つ (日本・タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・フィリピン・ベトナム・米国) から選びます。法定の税率は PRING の表の値で、画面では変えられません。入力できるのは、マレーシアのサービスと売上、インドネシアの標準、ベトナムの軽減、米国の州の売上税率だけです。「保存する」を押すと、そのあとに作る業務アプリセットの「税率」の初期値・税額の見出し・税額の計算に反映されます。

手順

  1. 1. 「税率」タブを開く

    kintone のアプリの設定 → プラグイン → PRING の「設定」を開き、「テンプレート」の隣にある「税率」タブを押します。何も保存していないときは、上に「契約の国から選んだ既定です。保存すると、アプリセットの税率の初期値になります」と出ます。

  2. 2. 国を選ぶ

    「国」で、日本 (JP)・タイ (TH)・シンガポール (SG)・マレーシア (MY)・インドネシア (ID)・フィリピン (PH)・ベトナム (VN)・米国 (US) のどれかを選びます。何も保存していないときは、契約の国が最初から選ばれています。契約の国が分からないときは日本です。保存したあとは、保存した国が選ばれます。「税の名前」は国で決まり、変えられません。

  3. 3. 税率を確かめる

    国に合わせて税率の欄が出ます。法定の税率は読み取り専用で、PRING の表の値が出ます。入力できる欄だけ、0 から 100 の数で入れます。どの欄が入力できるかは、下の表のとおりです。欄の横に「i」の印があるときは、補足が出ます。

  4. 4. 国ごとの欄を選ぶ

    国によって、次の欄が出ます。日本は「端数の処理」で、切り捨て (標準)・四捨五入・切り上げを選びます。タイは「源泉税」で、差し引かない・1%・2%・3%・5% を選びます。米国は「州」に州を入れます (入力欄の例は CA)。ほかの国には、この欄はありません。

  5. 5. 「保存する」を押す

    「保存する」を押すと、「保存しました。アプリセットを作るときの税率の初期値になります」と出ます。税率が 0 から 100 の数でないときは、「税率は 0 から 100 の数で入力してください」と出て、保存されません。

  6. 6. 業務アプリセットを作る

    保存したあと、同じ設定画面の「書類のつながり」タブで業務アプリセットを作ります。税率の初期値などが、保存した設定になります。画面の値を国の標準に戻したいときは、「国の標準に戻す」を押して、もう一度「保存する」を押します。

国ごとの欄

2026 年 10 月 28 日時点の PRING の表の値です。税務のアドバイスではなく、標準と軽減の率の一覧です。

国 税の名前 (日本語) 税率の欄 その国だけの欄
日本 (JP) 消費税 標準税率 10%、軽減税率 8% (どちらも読み取り専用) 端数の処理: 切り捨て (標準)・四捨五入・切り上げ
タイ (TH) 付加価値税 (VAT) 標準税率 7% (読み取り専用) 源泉税: 差し引かない・1%・2%・3%・5%
シンガポール (SG) GST (物品サービス税) 標準税率 9% (読み取り専用) なし
マレーシア (MY) SST (売上・サービス税) サービス 6%、売上 10% (どちらも入力できる) なし
インドネシア (ID) PPN (付加価値税) 標準税率 12% (入力できる) なし
フィリピン (PH) VAT (付加価値税) 標準税率 12% (読み取り専用) なし
ベトナム (VN) VAT (付加価値税) 標準税率 10% (読み取り専用)、軽減税率 8% (入力できる) なし
米国 (US) 売上税 州の売上税率 0% (入力できる。州・郡ごとに異なる) 州
  • 率の横の「i」の印に補足が出ます。例えば、マレーシアは対象により 8% や 5% の場合があり、インドネシアは多くの課税対象で実効 11% です。
  • 源泉税の各率の横には、用途のメモが付きます。
  • 日本以外の国では、端数の処理の欄は出ません。

保存すると何が変わるか

保存した設定は、そのあとに作る業務アプリセットに反映されます。変わるのは、税率と税額を計算する欄です。購買の発注書、販売の見積・納品書・請求書にあります。

項目 反映される内容
「税率」の初期値 税率タブの最初の欄の値。日本は標準税率、マレーシアはサービス、米国は州の売上税率です
税額の見出し その国の税の名前 (日本語)。日本は「消費税」、シンガポールは「GST (物品サービス税)」などです
税額の計算 端数の処理 (日本は選んだ処理、ほかの国は四捨五入) と、小数の桁 (日本・インドネシア・ベトナムは 0 桁、ほかは 2 桁)

購買の納品書と請求書は、取引先の書類の数字を入れるアプリです。税額の欄の見出しだけが、その国の税の名前になります。

アプリの入力欄の名前は、画面の言語にかかわらず日本語で作られます。税額の見出しも日本語の名前です。

何も保存していないときは、従来どおり日本の設定 (税率 10%、切り捨て、小数なし) になります。

関連ページ

よくある質問

最初に選ばれている国は、どう決まりますか?

何も保存していないときは、契約の国です。契約の国が分からないときは日本になります。一度保存すると、次からは保存した国が選ばれます。

法定の税率を画面で変えられません。

法定の税率は、PRING の表の値が出る読み取り専用の欄です。保存した値ではなく、開くたびに表の値を読むため、法の変更で表が直ると画面の値も変わります。入力できるのは、マレーシアのサービスと売上、インドネシアの標準、ベトナムの軽減、米国の州の売上税率だけです。

保存しないと、どうなりますか?

業務アプリセットは、従来どおり日本の設定 (税率 10%、切り捨て、小数なし) で作られます。契約の国が日本以外でも、保存しないかぎり、契約の国の設定にはなりません。

すでに作ったアプリの税率は変わりますか?

変わりません。「保存する」で変わるのは、そのあとに作る業務アプリセットです。

「国の標準に戻す」を押すと、どうなりますか?

画面の税率と、日本の端数の処理が、その国の標準に戻ります。源泉税は「差し引かない」、州は空になります。「保存する」を押すまでは、保存した設定は変わりません。

日本以外の国で、端数の処理が選べません。

端数の処理を選べるのは日本だけです。ほかの国には、この欄が出ません。作られるアプリの税額は、四捨五入で計算されます。

「税率の表を読み込めませんでした」と出ます。

税率タブは、PRING の税率の表を読み込んで表示します。通信がつながる状態で、表示された「再試行」を押してください。直らないときは、サポートに問い合わせてください。

ほかのアプリの設定画面にも同じ税率が入りますか?

入りません。kintone のプラグインの設定はアプリごとに保存されます。業務アプリセットは、税率を保存したのと同じ設定画面の「書類のつながり」タブから作ってください。

執筆・運営: TechJapan合同会社 (PRING 開発チーム) (開発・運営元) · お問い合わせ