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資金繰り表を使う

作成日: 更新日: 所要時間の目安: 10 分

設定画面の「財務」タブで「財務セットを作る」を押すと、資金繰り表・給与支払・入出金調整のアプリもできます。資金繰り表は、販売・購買・経費のアプリにある、これからの入金と支払から、12 か月先までを月ごとに作ります。資金繰り表の一覧の「資金繰り表を更新」か、財務タブの「今すぐ更新」で、トークンなしでその場で作り直せます。入力するのは最初の月の「期首残高」だけで、「確定」にチェックした月は自動で書き換わりません。財務タブの「デモデータを入れる」で流れを試し、「整合性を確かめる」で金額と日付のずれを表で確かめられます。

手順

資金繰り表は、kintone のアプリにある入金と支払の期日から作る見込みです。銀行やカードの明細とはつながりません。給与・社会保険・源泉所得税は金額を入れるだけで、計算はしません。消費税は簡易な見込みです。

  1. 1. 「財務セットを作る」で資金繰りのアプリを作る

    経費申請などのアプリの PRING の設定画面を開き、「財務」タブの「財務セットを作る」を押します。勘定科目のアプリと一緒に、資金繰り表・給与支払・入出金調整のアプリができます。前から財務セットを使っていて「5 / 8 のアプリがあります」のように出ているときも、「財務セットを作る」を押すと、足りない資金繰りのアプリだけが足されます。8 つのアプリがそろうと、ボタンは「足りないアプリと初期データを補う」になります。読むアプリの番号は、業務アプリセット (販売・購買・経費) と財務セットの印から自動で入ります。無いセットの行は 0 で数えます。

  2. 2. 「2. 数え方」を確かめる

    財務タブの「資金繰り」の「2. 数え方」で、「事業年度の始まり」「消費税の申告の回数」(初期値は年 1 回) と「標準の支払条件 (請求日からの日数)」を確かめます。標準の支払条件は、書類に期限がないときだけ使う目安です。取引先ごとに違うときは「取引先ごとの支払条件」を開き、1 行に「取引先名,日数」を書きます。変えたら「保存する」を押します。

  3. 3. 「今すぐ更新」を押す

    「3. 更新」の「今すぐ更新」を押すと、販売・購買・経費・財務のアプリを読み、資金繰り表に月ごとの数字を書きます。「販売請求書を読んでいます…」「資金繰り表に ○ か月を書いています…」と進み、終わると「最後の更新: …」と「成功 (○ か月を書きました)」が出ます。トークンは要りません。押した人が見られるアプリを読み、資金繰り表に書きます。

  4. 4. 最初の月に「期首残高」を入れる

    「資金繰り表を開く」から資金繰り表を開き、いちばん古い月のレコードの「期首残高」に、今の預金残高を入れて保存します。入力するのはこの欄だけです。入れないと、すべての月の残高がずれます。2 か月目からの期首残高は、PRING が前の月の期末残高を入れます。入れたあと、もう一度更新します。

  5. 5. 給与と、そのほかの入出金を入れる

    給与・賞与・社会保険料・源泉所得税は「給与支払」に、支給日と金額、納付日と金額を入れます。借入・返済・設備投資・税金など、販売・購買・経費のアプリに無い入出金は「入出金調整」に、日付・入金か出金・金額を入れます。次の更新で、それぞれの日付の月に入ります。

  6. 6. 一覧で資金不足の月を見る

    資金繰り表の一覧「12 か月」で、月ごとの入金・出金・差引・期末残高を見ます。期末残高がマイナスの月は「資金不足」と出て、一覧「資金不足の月」に並びます。一覧の上の「資金繰り表を更新」を押すと、その場で作り直します。

  7. 7. 締めた月に「確定」を付ける

    数字を固めたい月は、レコードを開いて「確定 (自動で書き換えない)」の「確定」にチェックを入れて保存します。確定の月は、更新しても書き換えません。その月の数字は、次の月への繰り越しにそのまま使います。

資金繰り表の行

資金繰り表は 1 か月 1 レコードです。数字は PRING が書きます。

行 何の数字か
期首残高 最初の月だけ手で入れます。2 か月目からは前の月の期末残高です
売上入金 販売の債権管理と販売請求書の、まだ入金されていない額。入金の期限の月に入ります
仕入支払 購買の債務管理と請求書の、まだ支払っていない額。支払う日の月に入ります
経費支払 経費の立替経費一覧の、まだ精算していない額
給与・社会保険・源泉所得税 給与支払のアプリの金額。支給日・納付日の月に入ります
調整 (入金)・調整 (出金) 入出金調整のアプリの金額。日付の月に入ります
消費税の納付 受け取った消費税から支払った消費税を引いた額 (プラスのときだけ)。課税期間の末日の 2 か月後の月に入ります
受け取った消費税 (参考)・支払った消費税 (参考) 消費税の納付の元になった数字です
差引 入金から出金を引いた額 (計算)
期末残高 期首残高 + 差引 (計算)
資金不足 期末残高がマイナスの月に「資金不足」と出ます
  • 書類に期限がないときは、請求日に「標準の支払条件」(取引先ごとの支払条件があればその日数) を足した日の月に入ります。
  • 期限を過ぎてもまだ入金・支払が済んでいないものは、今月に入ります。
  • 1 つのアプリのレコードが 1 万件を超えたときは、古い分を省き、「… は 1 万件を超えたため、古い分を省きました。」と出ます。

更新の結果の表示

表示 意味
成功 (○ か月を書きました) 資金繰り表を作り直しました
一部のアプリを読めませんでした: … 読めなかったアプリの分は入っていません。権限を確かめて、もう一度更新します
残高がマイナスになる見込みの月: … 期末残高がマイナスになる月です
更新しています。1 分ほど待ってからもう一度押してください。 ほかの更新が動いています
設定画面の「財務」で財務セットを作ると押せます 資金繰り表のアプリがまだありません

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よくある質問

資金繰りの画面は何語で出ますか?

設定画面の右上の「表示言語」で選んだ言語 (日本語 / English / ไทย) で出ます。選んでいないときは、kintone にログインしている人の言語です。資金繰り表の一覧の「資金繰り表を更新」も同じです。資金繰り表・給与支払・入出金調整のアプリ名と項目名は、どの言語でも日本語です。

トークンは要りますか?

「今すぐ更新」と、資金繰り表の一覧の「資金繰り表を更新」には要りません。押した人の kintone の権限でアプリを読み、資金繰り表に書きます。毎朝 04:00 (日本時間) に自動で更新したいときだけ、「1. 毎朝の自動更新 (任意)」で、それぞれのアプリの API トークンを貼って「保存する」を押します。資金繰り表には「レコード追加」「レコード編集」、ほかのアプリには「レコード閲覧」の権限が要ります。保存したトークンは「保存済み (変えるときだけ入力)」と表示され、中身は表示されません。

デモデータで試せますか?

試せます。財務タブの「4. デモと確認」で「デモデータを入れる」を押すと、販売・購買・経費・財務のアプリに、番号が DEMO- で始まるサンプルのレコードを入れ、資金繰り表まで作ります。終わると「サンプル ○ 件を入れ、資金繰り表を作りました。」と出ます。何度押しても、前回のサンプルを消してから入れ直します。消すときは「デモデータを消す」を押し、「もう一度押すと DEMO のレコードを消します」に変わったら、もう一度押します。消すのは DEMO のレコードだけで、ほかのレコードには触りません。アプリが無いセットは「アプリが無いため飛ばしました: …」と出て、飛ばします。

「整合性を確かめる」では何がわかりますか?

各アプリと資金繰り表を照らして、ずれを表で出します。調べるのは、LOOKUP で写した値 (件名・取引先など) が元の書類と同じか、金額、日付、資金繰り表の数字が今のアプリの内容から計算し直した数字と同じかです。ずれが無ければ「照合 ○ 件、すべて一致しました。」と出ます。ずれがあれば「照合 ○ 件・不一致 ○ 件」と、「確認」「アプリ」「レコード」「内容」の表が出ます。

販売・購買・経費のどれかのセットがありません。

そのまま使えます。あるセットの分だけを数え、無いセットの行は 0 で作ります。更新の結果に「○○のセットが無いため、その行は 0 で作っています。」と出ます。

資金繰り表の数字を手で直してもよいですか?

更新のたびに、PRING が書く数字で上書きされます。手で決めた数字を残したい月は、「確定」にチェックを入れてください。販売・購買・経費のアプリに無い入出金は、資金繰り表ではなく「入出金調整」に入れると、更新しても消えません。

データは PRING のサーバーに保存されますか?

保存しません。資金繰り表の数字はお客様の kintone の資金繰り表に書きます。更新のときは、読んだ内容 (日付や金額など) を計算のために PRING のサーバーに送ります。サーバーは計算に使うだけで保存せず、記録に残すのは件数だけです。

「一部のアプリを読めませんでした」と出ます。

読めなかったアプリの名前が出ます。「今すぐ更新」では、押した人がそのアプリのレコードを見られるか確かめてください。毎朝の自動更新では、トークンに「レコード閲覧」の権限があるか確かめてください。

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