PRING MCP — AI エージェントに頼んで kintone の帳票を作る
作成日 / 更新日
PRING MCP は、Claude や Cursor などの AI エージェントから、「今月の請求書をまとめて出して」と言葉で頼むだけで、kintone のレコードから PRING のテンプレートで帳票を作れるようにする、リモートの MCP サーバーです。インストールは要らず、URL と API キーを接続の設定に 1 回書きます。
Pro プラン (月 ¥30,000、税抜) で使えます。認証・権限・上限は公開 API と同じで、接続の書き方は技術者向けの「MCP サーバーの使い方」にまとめています。
PRING MCP とは何ですか
MCP (Model Context Protocol) は、AI エージェントが外部の機能を呼ぶための共通の取り決めです。PRING MCP は、PRING の公開 API の上で動くリモートの MCP サーバー (Streamable HTTP) で、AI エージェントに、帳票を作る tools を渡します。
接続先は https://api.pring.tech/mcp です。インストールは要らず、AI エージェントの設定に URL と API キーを書くだけで使えます。人が読むページはこのサイトとヘルプに置いています。
どの AI クライアントから使えますか
接続の書き方をヘルプに載せている AI クライアントは、次のとおりです。
- Claude Code、Claude Desktop、Claude.ai (カスタムコネクタ)
- Cursor
- Codex CLI、Gemini CLI
- OpenAI の API (Responses API と Agents SDK の MCP ツール)。ChatGPT からは、この OpenAI の API 経由でつなぐ
書き方は、各社のドキュメントの 2026-10-31 時点の内容です。画面や設定の名前は、各社の更新で変わることがあります。
どんな tools・resources・prompts がありますか
| tool | 何が起きるか | 読み書き | 必要なスコープ |
|---|---|---|---|
| list_apps | PRING を入れたアプリと、そのテンプレートを返す | 読み取り | どれでも |
| list_templates | アプリのテンプレート (ID・名前・形式) を返す | 読み取り | どれでも |
| describe_template | テンプレートに差し込む欄の一覧 (コード・名前・型・必須・表の列) を返す。値は返さない | 読み取り | どれでも |
| render | レコード 1 件の帳票を作り、ファイルのリンクを返す | ファイルの生成 | render (リンクは files:read) |
| register_and_render | kintone にレコードを登録し、帳票まで作る | kintone への登録 | records:write と render |
| bulk_render | レコード 100 件まで (ID の指定か kintone のクエリ) の帳票をまとめて作る | ファイルの生成 | render |
| get_job | まとめて作るジョブの状態と、終わったら ZIP のリンクを返す | 読み取り | render (リンクは files:read) |
どんな頼み方ができますか
| 頼み方 | AI エージェントがすること |
|---|---|
| 「今月の請求書をまとめて出して」 | 今月の日付で kintone のクエリを組み、bulk_render で帳票を作り、get_job で終わるのを待って ZIP のリンクを返す |
| 「レコード 101 の見積書を PDF で」 | list_templates でテンプレートを確かめ、render で PDF を作り、リンクを返す |
| 「この内容で発注書を登録して PDF にして」 | describe_template で入れる欄を確かめ、register_and_render で kintone に登録して PDF まで作る |
認証と権限はどうなっていますか
認証・IP アドレスの許可・レート・プラン・スコープは、公開 API とまったく同じです。接続のときは、PRING の API キーを Authorization の Bearer ヘッダーで渡します。いまの接続は API キーで行います。
- API キーのスコープ (records:write・render・files:read) で、使える tools が決まる
- 設定画面の「API」タブの「アプリごとのアクセス」で、使うアプリを 1 つずつ「許可する」にし、範囲を「読み取りのみ」か「読み書き」から選ぶ。許可していないアプリは、MCP からも見えない
- アプリごとに kintone の API トークンを登録する (権限は「レコード追加」「レコード編集」「レコード閲覧」の 3 つだけ)
書き込みや安全は、どう守られますか
- kintone にレコードを登録するのは register_and_render だけで、「読み書き」を選んだアプリに対してだけ行われる。AI クライアントの「実行前に確認する」設定を使うと、登録の前に内容を確かめられる (OpenAI の API では require_approval を always にする)
- ブラウザから直接の呼び出し (Origin ヘッダーのある呼び出し) は、受け付けない
- tool の結果に入る kintone の値やテンプレートの名前は、指示ではなくデータとして扱う
- 応答とログに、API キーや kintone のトークンは出さない。PRING のサーバーはレコードの値を保存しない
- ファイルは本文を返さず、15 分・1 回だけ開けるリンクだけを返す
上限とレートの目安はありますか
- レート: 公開 API と同じ。API キーごとに毎秒 100 リクエストまで、契約ごとの上限もある
- まとめて作る件数: 1 回に 100 件まで。kintone のクエリは 2,000 字まで
- 枚数: MCP で作った帳票も、画面や公開 API から出したときと同じく、月間の込み枚数に数える (Pro は月 100,000 枚込み)
公開 API との違いは何ですか
| 項目 | MCP | 公開 API |
|---|---|---|
| 呼ぶのは | AI エージェント (言葉で頼む) | 外部のシステムのプログラム |
| 必要なプラン | Pro | Standard 以上 |
| 中身 | 公開 API の上で動く。認証・スコープ・IP・レート・プランは同じ | — |
| 向いている用途 | その場で頼んで、帳票を作る・まとめる | EC・社内の業務システム・RPA との定期的な連携 |
どうやって始めますか
- Pro プランで契約する
- 設定画面の「自動化と連携」の「API」タブで、API キーを発行し (帳票を作って受け取るなら render と files:read、レコードを登録するなら records:write も)、使うアプリの kintone の API トークンを登録して、アプリを「許可する」にする
- AI エージェントの設定に、接続先 https://api.pring.tech/mcp と API キーを書く
claude mcp add --transport http pring https://api.pring.tech/mcp \
--header "Authorization: Bearer prk_live_xxxxxxxx"{
"mcpServers": {
"pring": {
"type": "http",
"url": "https://api.pring.tech/mcp",
"headers": { "Authorization": "Bearer prk_live_xxxxxxxx" }
}
}
}設定ファイルにキーを書くときは、ほかの人と共有するリポジトリに入れないでください。ほかのクライアントの書き方は、ヘルプにあります。
まず 7 日間、無料で試す
クレジットカードは要りません。MCP のご質問は、お問い合わせからどうぞ。
最終更新: