PRING 公開 API — 外部のシステムから kintone の帳票を作る
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PRING 公開 API は、EC・社内の業務システム・RPA などの外部のシステムから、HTTPS で kintone にレコードを登録し、PRING のテンプレートで PDF・Excel・Word の帳票を作って受け取れる API です。kintone の画面を開かずに、プラグインと同じ帳票の処理を呼べます。
Standard プラン (月 ¥15,000、税抜) 以上で使えます。認証は PRING の API キーで、使い方の手順は技術者向けの「公開 API の使い方」にまとめています。
PRING 公開 API とは何ですか
PRING のプラグインは、kintone の画面から帳票を出します。公開 API は、その帳票の処理を、外部のシステムから呼ぶための入口です。リクエストとレスポンスは JSON (UTF-8) で、帳票のファイルだけバイナリで受け取ります。
使うのは、情報システム部門、システム開発会社 (SIer)、kintone の導入支援会社、社内の開発者です。API の入口は https://api.pring.tech/api/v1/ で、人が読むページはこのサイトとヘルプに置いています。
何を自動化できますか
- 外部のシステムから kintone アプリにレコードを登録し、そのまま帳票 (PDF・Excel・Word) まで作る (1 回の呼び出し)
- kintone にすでにあるレコードから、帳票を 1 件作る
- レコードを 100 件までまとめて登録し、帳票をまとめて作る (ZIP 1 つで受け取る)
- PRING を入れたアプリと、そのテンプレートの一覧を取得する
- 作った帳票のファイルを受け取る (15 分・1 回だけ開けるリンク)。kintone の添付ファイル欄に保存することもできる
kintone とはどこで接続しますか
対象は、PRING のプラグインを入れた kintone アプリです。帳票は、そのアプリに登録した PRING のテンプレートで作ります。
- kintone のアプリの設定で API トークンを作り (権限は「レコード追加」「レコード編集」「レコード閲覧」の 3 つだけ)、PRING の設定画面の「API」タブに、アプリごとに登録する
- 同じ「API」タブの「アプリごとのアクセス」で、API から使うアプリを「許可する」にする。範囲は「読み取りのみ」か「読み書き」から選ぶ
- kintone の API トークンは、PRING が kintone を呼ぶためのもの。外部のシステムが PRING を呼ぶためには、次の PRING の API キーを使う
認証はどうなっていますか
PRING の API キーを、すべてのリクエストの Authorization ヘッダーに Bearer で付けます。キーは設定画面の「API」タブで発行します。発行したときに 1 度だけ表示され、先頭は本番用が prk_live_、テスト用が prk_test_ です。
| スコープ | 使える操作 |
|---|---|
| records:write | kintone アプリへのレコードの登録・更新・取得 |
| render | 帳票の生成と、まとめて作るときのジョブの状態の確認 |
| files:read | 生成したファイルの受け取り |
- キーに、呼び出しを許す IP アドレスを 20 個まで付けられる (固定の IP アドレスから呼ぶ連携で、キーが漏れたときの被害を小さくする)
- キーは連携先のシステムごとに分けて、最大 20 個まで持てる。失効は「API」タブで行い、入れ替えるときは、新しいキーを発行してから古いキーを失効する
- 通信は HTTPS だけで、キーを URL に入れる形は受け付けない
どんな成果物を作れますか
PDF・Excel (xlsx)・Word (docx) です。形式は、アプリに登録したテンプレートが対応するものから選びます。数式・結合セル・書式を保った Excel の様式が、そのまま帳票になります。作った帳票は、短い時間だけ開けるリンクで受け取るか、kintone の添付ファイル欄に保存します。
上限とレートの目安はありますか
- 件数: 1 回のリクエストで 1 レコード、またはまとめて 100 件まで
- レート: API キーごとに毎秒 100 リクエストまで。契約ごとの上限もあり、超えたときは 429 と Retry-After (待つ秒数) が返る
- ファイル: 生成したファイルのリンクは 15 分・1 回だけ開ける。まとめて作った ZIP のリンクは 24 時間
- 枚数: API で作った帳票は、契約のプランの月間の込み枚数に数える (画面から出したときと同じ数え方)
- レコードの値は、PRING のサーバーに保存せず、処理中のメモリだけで扱う
料金とプランの関係は
| プラン | 月額 (税抜) | 月の込み枚数 | 公開 API | MCP |
|---|---|---|---|---|
| Standard | ¥15,000 | 50,000 枚 | 使えます | — |
| Pro | ¥30,000 | 100,000 枚 | 使えます | 使えます |
最小の実装例を見せてください
アプリ番号 19 に請求書のレコードを登録し、テンプレート tpl_invoice の PDF まで 1 回で作る例です。キーは環境変数 PRING_API_KEY に入れておきます。
curl -sS -X POST "https://api.pring.tech/api/v1/apps/19/records?render=tpl_invoice&format=pdf" \
-H "Authorization: Bearer $PRING_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{ "record": { "顧客名": { "value": "サンプル商事" }, "請求日": { "value": "2026-11-01" } } }'{
"id": "105",
"revision": "1",
"file": {
"id": "fil_01HXY...",
"url": "https://api.pring.tech/api/v1/files/fil_01HXY...",
"expires_at": "2026-11-01T09:15:00Z"
}
}エラーは、RFC 7807 (Problem Details) の形の JSON で返ります。detail に、何を直せばよいかが書かれます。
{
"type": "https://pring.tech/ja/help/developer/public-api#errors",
"title": "Forbidden",
"status": 403,
"detail": "This API key does not have the render scope.",
"instance": "/api/v1/apps/19/records/105/render"
}ドキュメントはどこにありますか
実装の手順は、技術者向けのヘルプ「公開 API の使い方」にあります。キーの発行、アプリごとのアクセス、curl・Node.js・Python の例、非同期のジョブ、エラーの一覧と直し方、上限の詳細を説明しています。
公開 API と MCP はどう使い分けますか
| 項目 | 公開 API | MCP |
|---|---|---|
| 呼ぶのは | 外部のシステムのプログラム | AI エージェント (Claude・Cursor など) |
| 向いている用途 | EC・社内の業務システム・RPA との定期的な連携 | 言葉で頼んで、その場で帳票を作る |
| 使えるプラン | Standard 以上 | Pro |
| 認証・上限 | API キー・スコープ・IP・レート | 公開 API と同じ |
安全のために何を決めていますか
- API キーは、使える操作 (スコープ)・使えるアプリ・呼び出せる IP アドレスで絞れる
- 使うアプリは「アプリごとのアクセス」で 1 つずつ許可する (既定は許可しない)。許可していないアプリは、API から見えない
- kintone の API トークンは暗号化して保存し、レコードの登録と取得のときだけ使う
- キーは失効でき、入れ替えるときも連携を止めずに進められる
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